先日、令和7年上半期の看取り勉強会を開催しました。
今回のテーマは『今日の関わりが、最期の一日につながる』
内容は「日々のケアの大切さ」と「デスカンファレンス」です。
まず、「日々のケアの大切さ」として
「人生の最期に向き合う介護士の記録」という動画を観賞し、して差し上げたいことがどうすれば実践できるかを話し合いました。
そして、看取り委員が、お看取り期の方の整容と口腔ケアを実践している動画を視聴し、ポイントを解説することで普段のケアに落とし込めるようにしました。
次に「デスカンファレンス」を開催しました。
前年度お看取りさせていただいた方の振り返りです。各フロアのグループでお一人ずつ、写真で活動の記録をたどりながら、どんな方であったか、どんな関わりをさせていただけたのか思い起こしました。
「食べることが本当にお好きだったよね」「よく一緒にキャッチボールさせていただいたなあ…」と昨日のことのように言葉が溢れます。
「デイサービスがあった時代から関わらせていただいて、ショートステイ、本入所と連携プレーで見させていただきました」と総括として話す職員もいました。
三清荘は、「全員で、全力で最期まで見させていただいているのだな」と実感するとともに、日々、その機会をいただいていることの有難さを実感する勉強会となりました。