先月、実施された消防訓練の様子をお伝えします。
今回は、2階の分電盤からの出火を想定しました。
『初期消火』
ブレーカーを落とします。(電気の遮断)
消火器(粉末消火器など)を使用し消火を行います。
『通報訓練』
1階へ出火の状況を連絡します。
2階の連絡を受け、火災通報装置のボタンを押し、消防機関へ通報します。
『避難誘導』
利用者様を安全な場所へ誘導します。
避難した方の安否確認を行います。
消防訓練を終えて
今回は、分電盤が出火元でした。こういった事例が近年増加しているとのことです。長年の使用による配線接続の緩みなどが原因とされています。
異常の兆候は・・・
ビニールの焦げた臭いがする
部屋中の電気器具の電源がよく切れる
ブレーカースイッチがよく切れる など
⇒電気専門業者の点検が必要です。
実施した『初期消火』『通報訓練』『避難誘導』の3つの行動をスムーズに行うことや、日頃から避難経路や介助方法などを検討することが重要と感じました。